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取り組み

Our Efforts

介護老人保健施設 みどうの杜
介護サービスDX化の取組について

Wi-Fi環境の整備により加速されたICT化

介護老人保健施設みどうの杜ではICTを活用した取り組みを積極的に行っています。 2021年10月にネットワーク、Wi-Fi環境を見直し、全館Wi-Fiを完備しました。これにより介護現場におけるICT化をいち早く実現しました。

介護現場におけるICTの利用促進施設

介護老人保健施設みどうの杜のICT化に伴い、いままで施設内で課題だった介護スタッフの情報共有の問題、作業負荷軽減を考慮し、介護・看護スタッフ全員に情報共有ツールの一つとしてiPhoneを所持してもらいました。

そして、スタッフが専門的なサービス提供に集中できる環境を実現しました。

この取り組みが評価され、2022年6月厚生労働省による「介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業」の実証施設となりました。さらに、スタッフの負担軽減のためにICT、IoTを積極的に活用し、女性が活躍できるよう支援しているとされ、2022年には埼玉県知事より「荻野吟子賞」も授与されました。

介護サービスの提供へ集中できる環境

Wi-Fi環境の整備~情報の一元管理が実現

施設内すべての場所で利用可能な共通のWi-Fi環境を整備しました。施設内の端末をみどうの杜ネットワークに繋ぐことにより以下が可能となり、結果的に施設における情報の一元管理が実現しました。

  • ICT化した機器を導入、入れ替え
  • 施設利用者様の利用状況把握
  • 介護カルテの照会
  • スタッフの情報共有

スタッフ同士の情報共有

〜iPhone を所持して業務に〜

各スタッフがそれぞれiPhoneを所持して業務にあたることにより施設内の状況を把握し、情報共有が可能になり、不十分な情報共有が原因となっていた介護スタッフの作業負荷の低減を実現しました。

施設利用者様の見守りケアシステム
〜リアルタイムでの見守り〜

見守りケアシステムの導入により、施設利用者様のコール通知、コール内容の記録等は自動で行われ、介護スタッフの情報端末で共有する事が可能になりました。 施設内のどこにいてもスタッフは施設利用者様の情報をリアルタイムに確認、共有することが可能になっています。

介護カルテの電子化
〜施設内端末からカルテにアクセス〜

カルテをデジタル入力にする事により、手書きの負荷を低減。
施設内ネットワーク内のアクセス許可された端末から閲覧可能になり、スタッフ間の情報共有が容易になりました。

音声入力可能
〜迅速な情報共有と作業負担の軽減〜

音声入力システム導入により音声入力が可能となりました。次のケアに向かいながら音声入力が可能になり、入力時間は最大で98%減少しました。スタッフの持つ端末には骨伝導ヘッドセットがついているので、耳を塞がず周囲の音も確認しながら、音声入力、スタッフ間の連絡が行えます。

QICTとは?
AICTとは「Information and CommunicationTechnology」の略称で、日本語訳すると「情報通信技術」です。 ICTには「Communication」という言葉が入っているように、ネットワーク通信を利用した情報共有までも意味します。近年、厚生労働省が介護現場におけるICTの利用促進を積極的に進めております。
Q骨伝導とは?
A耳の穴や鼓膜を使わず、耳周辺の骨を振動させて、聞こえる仕組みです。周囲の音が聞こえること、耳の穴に圧迫感がないこと、通話中にも自分の声に違和感が出ないなどのメリットがあります。

2023年度新規導入

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シフト作成をAI化

スマートホンから希望休などの希望申請を受付。受付後は、簡単なクリック操作でスタッフ全員の申請をシフト表に一括反映。細やかな条件設定により、日本看護協会が提唱する『夜勤・交代制勤務に関するガイドライン』に沿ったシフトが作成され、スタッフのワークライフバランスを支援します。さらに、体制強化加算など各種加算の申請に必要な常勤換算表の作成も全てAIにより自動作成可能です。

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最新勤怠管理システム導入

勤怠管理システムを一新し、スタッフエントランスでは顔認証型検温機でタイムカード打刻~給与支払いまでを自動化。 また、有給や残業、勤務変更など各種申請書類をペーパーレス化。職員の健康診断、ストレスチェックも勤怠管理システムに組み込むことで、産業医、事務員の入力、管理、職員指導の負担軽減し、職員の健康を最優先にできるを環境構築。

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シフト作成→勤怠管理→給与支払いの一気通貫化

上記のシフト作成AIソフトと、勤怠管理をクラウド連携させ、さらに、勤怠管理と給与ソフトまでクラウド連携。実現すれば事務職員の入力作業を激減可能に。

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通所サービス運行管理のAI化

通所リハビリの運行ルートをAIが自動作成。ルート案内、GPS位置情報、走行速度管理までを全てiPhoneから確認。 利用者様宅を知らない職員も、いつでも送迎参加可能となり、ワンチームで業務にあたれる。 また、スタッフごとの走行速度管理が可能となり安全な運行が可能に。 GPS情報により、送迎車の位置が特定され、施設待機スタッフが待ちの時間がなくなり効率的なケアが可能。

現在のICT機器

機器名
利点
iPhone
この端末1台ですべての作業が完結(連絡、介護状況、情報、日報を一元管理)。
スマートマット
オムツ、医療備品、衛生用品など65品目の在庫管理はスマートマットにお任せ。在庫状況は施設内外のiPhone、タブレット、PCなどで24時間確認可能。在庫不足になると自動で発注まで行います。
骨伝導ヘッドセット
周囲の音を完全にふさがず、クリアな音声でスムーズなコミュニケーションを実現。音声入力、スタッフ間の連絡報告などの作業を移動しながら行える。
ベッド内蔵見守りケアシステム
館内全てのベッドを見守りベッドへ変更。ベッド上の姿勢、体動、危険動作、体重これら全てがI Phone、PCからリアルタイムに確認可能。
電子カルテシステム
ナースコールやベッドセンサーなど多種多様なICT機器と自動連携し、さらに言語で簡単に記録入力ができるため、リアルタイムな情報共有が可能。みどうの杜オリジナルの帳票を組み込んでいるため、施設の業務フローや運用マニュアルに合わせた入力画面を構築。
ナースコール
見守りベッド、電子カルテと自動連携されており、夜間の体動、ナースコール履歴などの全てを自動で電子カルテに入力。
シフト作成AI化
介護業界に特化したAIによるシフト表作成システム。各種加算に必要な常勤換算計算はもちろん、ワークライフバランスまで支援。
勤怠管理システム
時間集計・手当回数集計・スケジュール及び申請事項を一元的に行える勤怠管理システム。有給休暇、勤務変更などのペーパーレス化を実現。
健康管理システム
従業員の健康診断・ストレスチェックの結果データ及び、日々の体調管理などの生活データを収集し、さらに勤怠・人事データを含めて分析可能なシステム。
通所運行管理AI
送迎先の住所などの基本情報と、時間指定や使⽤する⾞両などの条件をあらかじめ⼊⼒しておくと、ボタンをワンクリックするだけで最適な送迎ルートをAIが作成。スマホを活⽤することで、誰が・いつ・どこで・何をおこなったかなどの活動の可視化。⼀⽇の活動内容、⾛⾏経路、安全運転評価が記載された⽇報を⾃動作成。
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